Ⅲ-10 木の王様 バオバブ
バオ バオ バオバブ
バオ バオ バオバブ
大地に
どっかり ふんばっている
空と握手(あくしゅ)を している木
バオ バオ バオバブ
太陽(たいよう)と水と空気をすって
二千年も三千年も 四千年も
生き抜(ぬ)いてきた木だ
たくましく生きる
木の王様だ
バオバブ バオバブ
昔(むかし)の話を 聞かせて欲(ほ)しい
小鳥が運(はこ)んだ 世界(せかい)の話を
誰(だれ)も知(し)らない
サバンナの秘密(ひみつ)を
動物(どうぶつ)たちの よろこび悲(かな)しみ
大自然(だいしぜん)の 不思議(ふしぎ)さを
輝(かがや)く星空の
あの美(うつく)しさを
バオ バオ バオバブ
バオ バオ バオバブ
【メモ】