3-6 小さな町で ~サンドリエ

小さな町のなかに 愛を育てて
二人はひっそり 暮してた
ある時とつぜん 夢がこわれて
消えて行った
人は涙を 誰も知ってる

小さな町のなかに 人はさまよい
時には友と 語らう
けれども心に なぜだか風が
吹いている
人は誰でも みんな淋しい

たそがれに窓あけて タバコをふかし
あしたの夢を えがいてる
希望(きぼう)のともし灯 心に抱いて
星をみる
人はいつでも 明日を待ってる

ある時町をはなれ 旅に出かけて
寝ころんで雲を 眺める
思い出なつかしく 浮かんで消えて
涙ぐむ
時の流れは なぜかやさしい

【メモ】