06/05/2020 / 最終更新日時 : 06/05/2020 oguro_admin 詩集「エメラルドの約束」 3-5 あした吹く風 ~サンドリエ ビルの谷間に夕日が落ちて紫いろの霧が流れる ある人は 恋が生まれてある人は 恋に別れてある人は タバコふかしてある人は 歌をうたってある人は 友と語らいある人は 旅に出かけて希望と言う名の灯りを抱いて今--永遠(とわ)に […]
06/05/2020 / 最終更新日時 : 06/05/2020 oguro_admin 詩集「エメラルドの約束」 3-6 小さな町で ~サンドリエ 小さな町のなかに 愛を育てて二人はひっそり 暮してたある時とつぜん 夢がこわれて消えて行った人は涙を 誰も知ってる 小さな町のなかに 人はさまよい時には友と 語らうけれども心に なぜだか風が吹いている人は誰でも みんな淋 […]
06/05/2020 / 最終更新日時 : 06/05/2020 oguro_admin 詩集「エメラルドの約束」 3-7 紫陽花 ~サンドリエ 六月の雨は うすむらさきうすむらさきの花は 紫陽花(あじさい)あじさいの花言葉は 心変り 信じることは悲しみを呼ぶことなのでしょうかでもそのとき信じることは幸せでした一つの傘によりそって肌のぬくもりを感じながら歩いた雨の […]
06/05/2020 / 最終更新日時 : 06/05/2020 oguro_admin 詩集「エメラルドの約束」 3-8 ひとりになりたい ~サンドリエ ひとりになりたいあなたと わかれて胸を刺す この悲しさいるの間にか 枯れはてたおんなの 愛のいずみをあふれる涙で みたしたいあたしなのひとりになりたいあなたと 別れて いつの間にか 過ぎ去ったかえらぬ 愛の小径(こみち) […]
06/05/2020 / 最終更新日時 : 15/10/2022 oguro_admin 詩集「エメラルドの約束」 3-9 今では遅いの ~サンドリエ あなたの愛を ひきとめるやさしい言葉も 無駄なのねあなたの冷たい 瞳がわたしの心を 凍らせて閉(とざ)された悲しみの 谷間でふるえてる追いかけてみても 今では遅いの噂(うわさ)の女(ひと)に 心を奪(うば)われたあなたに […]
06/05/2020 / 最終更新日時 : 06/05/2020 oguro_admin 詩集「エメラルドの約束」 3-10 カンナの花 ~サンドリエ 八月の花はカンナカンナの花言葉は情熱のおわり真赤なカンナは炎える血の色愛を待つ花のくちびる太陽をたべた色 炎えて炎えて炎えすぎて愛して愛して愛しすぎて炎えてしぼんで泪だけが残りました永遠の恋とひとりだけで決めこんでいた私 […]
06/05/2020 / 最終更新日時 : 06/05/2020 oguro_admin 詩集「エメラルドの約束」 3-11 アネモネとあなた ~サンドリエ どうしてかしら気になるのわたしよりもあなたのほうが花の名前をしってるわなぜか心にしみるのまっかに咲いてるアネモネあなたに教えたのは 誰? 冷たい言葉ゆるしてね花に描(えが)くどこかの女(ひと)をわたし妬(ねた)んでしまっ […]
06/05/2020 / 最終更新日時 : 15/10/2022 oguro_admin 詩集「エメラルドの約束」 3-12 怒りのバラ ~サンドリエ あたしの恋は死んだのににくしみだけが生きている嵐の海のような愛の怒りもしもこんな苦しみをわかってくれる人がいるなら誰でもいいのあたしといっしょに泣いて欲しいの乾いた胸にただひとつ真赤なバラが咲いている今夜はお酒のんであれ […]
06/05/2020 / 最終更新日時 : 06/05/2020 oguro_admin 詩集「エメラルドの約束」 3-13 すてねこ どんなに強がりを言ってみてもひとりぼっちのみじめさは雨にふるえているすてねこなのねふりかえってみるとどこを向いても他人だけあなたと別れるなんて嘘みたい嘘みたい嘘みたい…… 【メモ】
06/05/2020 / 最終更新日時 : 06/05/2020 oguro_admin 詩集「エメラルドの約束」 3-14 離婚 ~サンドリエ 今日かぎり あなたと呼べない紙切れなどに サインしてお別れなのね 淋しいけれどあなたがいない この部屋で一人ぼっちの 胸の痛みを誰が聞いて くれるのかしら 今日かぎり 他人になるのねあなたの好きな カクテルを最後にのんで […]