24/05/2020 / 最終更新日時 : 24/05/2020 oguro_admin 混声合唱組曲「白馬の海」 淡雪の町 日金山(ひがねやま)から 舞い散る雪はふってもすぐに とける雪 日金山から 舞い散る雪はふってもすぐに とける雪 生まれたばかりの サヤエンドウにオレンジ色の アロエの花にまぶしく淡雪 ふりかかる 港に飛んでる かもめの […]
24/05/2020 / 最終更新日時 : 24/05/2020 oguro_admin 混声合唱組曲「白馬の海」 熱海ざくら さくらラララ さくらラララ如月(きさらぎ)(2月)の 光を浴びてさくらラララ さくらラララ桜が咲いた仰ぎ見る 瞳のかがやき集う笑顔が 春を呼ぶさくらさくら さくらさくら熱海ざくらが パッとパッとパッとパッとパッと 咲いた […]
24/05/2020 / 最終更新日時 : 24/05/2020 oguro_admin 混声合唱組曲「白馬の海」 海はともだち 波濤(うねり)のなかから 躍りでる躍りでるサーフィンたのしむ 波の子波の子 「おーい海よ ああ海よ」 波濤のなかから 躍りでる躍りでるサーフィンたのしむ 波の子波の子キララキラキラ キララキラキラ光をまきちらす 夏の太陽 […]
24/05/2020 / 最終更新日時 : 15/10/2022 oguro_admin 歌曲集「小黒恵子の詩による歌曲集うぬぼれ鏡」 Ⅵ アンデルセンの旅 馬車にゆられて アンデルセンはるかな旅路(たびじ)の 川でみたまずしい身(み)なりの 洗濯女(せんたくおんな)よくにてる! かあさんにそっくりこみあげてくる なつかしさ馬車よゆっくり 走っておくれ こんなりっぱな 服(ふ […]
24/05/2020 / 最終更新日時 : 15/10/2022 oguro_admin 歌曲集「小黒恵子の詩による歌曲集うぬぼれ鏡」 Ⅶ ユトリロの絵のなかで 午前五時 青味がかった 霞に包まれた 晩夏の モンマルトルの丘 わたしは ユトリロの 絵のなかを歩く 露路の屋根から 鳩の鳴声が聞こえる 夜遊びに疲れた 黒猫が 遠慮がちに 家路にいそぐ 鼠が一匹 ゴミ箱から走り出し 下 […]
24/05/2020 / 最終更新日時 : 15/10/2022 oguro_admin 歌曲集「小黒恵子の詩による歌曲集うぬぼれ鏡」 Ⅷ 多摩川幻想 多麻がわに 晒(さら)すてづくりさらさらになにぞこのこの ここだかなしき 真冬の 多摩川は目にしみる 藍いろ かもめの群が舞い下りて 舞いあがる わたしは 遠(とお)つ祖先(みおや)の萬葉の むかしをしのぶ 凍て […]
24/05/2020 / 最終更新日時 : 24/05/2020 oguro_admin 歌曲集「小黒恵子の詩による歌曲集うぬぼれ鏡」 Ⅸ 鮭のうた 故郷(ふるさと)の 川が呼んでる今 旅から帰った 鮭たちは激しく川を さかのぼる飛沫(しぶき)をあげて 跳ねあがる新しい生命の 誕生のためにすべてをかけて 泳ぐ悦びと 愛に燃えて泳ぐ泳ぐ泳ぐ 泳ぐ鮭よ 故郷の 川はやさ […]
24/05/2020 / 最終更新日時 : 24/05/2020 oguro_admin 詩曲集「草笛のうた」 Ⅰ 草笛のうた 叱(しか)られたあの日 草笛をふいてはるかな土手を どこまでも歩いた川といっしょに 歩いて行(い)けば道に迷(まよ)わず どこかへ行ける緑にかすむ ずっと遠くの知らない町を 見たかった 陽炎(かげろう)ゆれる 遠い景色( […]
24/05/2020 / 最終更新日時 : 24/05/2020 oguro_admin 詩曲集「飛べしま馬」 大平原の キャンパス 風の匂いを 静かにかぎながら象が あるくキリンが あるく水牛がジャッカルが あるく 黄色いほこりの煙幕たてながらヌーが はしるガゼルが はしるライオンが縞馬が はしる 車にのった 人間も通る 獣の道と タイヤのシュプール […]
24/05/2020 / 最終更新日時 : 24/05/2020 oguro_admin 詩曲集「飛べしま馬」 木の王様 バオバブ バオ バオ バオバブバオ バオ バオバブ大地にどっかり ふんばっている空と握手を している木だよバオ バオ バオバブ 太陽と 水と空気をすって二千年も三千年も 四千年も生き抜いてきた木だたくましく 生きる木の王様だ バオ […]